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お猪口・平盃のデザインのコツ

 このページではこれまでにお客様と製品を作ってきた中で多かった質問や、ご希望に添えなかった点などを元に掲載しております。
 これからオリジナルを作ろうとお考えの皆様のお力添えになれば幸いです。


1.デザインデータは大きめに作りましょう

 大きなデザインを縮小するのは問題がありませんが、小さなデザインを大きく引き伸ばすと汚くなってしまいます。
 汚くなる、というのは初代マリオのようにドット表示のようになってしまうのです。



 ■具体的に
  仕上がりサイズの倍ほどあれば十分です。
  先程「大きなデザインを縮小するのは問題がない」と書きましたが、実際には縮小した時に「思っていたよりも文字が小さくて読めない」、「線が細すぎて消えてしまった」「余白が多すぎる」という弊害が起きる可能性があります。
  ですのでイメージに近く、かつ大きめの倍ほどの大きさで作成するのをオススメします。

 ■例えば、2.5勺のお猪口の場合
  ・印刷可能範囲:高さ25mm
  ・入稿データ:高さ50mmで作成

 ■仕上がりイメージを知りたい
  仕上がりサイズをプリンタで印刷してみてください。
  この時文字や線が消えていなければ大丈夫です。
  それでも白い陶器の上に焼き付ける物ですから、ぎりぎりまで細い・小さいと剥がれやすくなります。



2.デザイン可能範囲

 実は縁ぎりぎりまでのデザインは出来ません。
 「全面にこうデザイン出来たら素敵だろうな」と思うのは重々分かるのですが、ごめんなさい。
 まず第一に、ハンドメイドです。
 そう、ハンドメイドなのです。
 転写シールにお客さまのデザインを印刷し、それを職人さんが手張りで1つ1つに貼っているのです。

 ■陶器が曲がっているところは注意が必要です
  なにか曲がっているものに紙を当ててみてください。
  シワになりましたね?
  転写シールでも同じことが起こります。
  シワが寄ってデザインが崩れてしまうため出来ません。




 ■転写シールにはカバーコートというものがついています
  印刷されたデザインの上にピンク色のカバーコートというのがついています。
  焼き付けた際に溶けて消えるので、デザインに影響はありません。
  しかしこれがデザインより左右上下2mmづつほど大きいサイズです。
  ですので、左右上下2mmほど小さい部分にしか貼ることが出来ません。



 ■内側に貼る作業は大変です
  内側、また底面にデザインすることも可能です。
  しかしハンドメイドですので、非常に技術が求められます。
  もちろん職人ですから上手く貼ってくれますが、あまりデザインが大きいと貼ることが難しくなってきます。
  底面については2回りほど小さめのサイズまで、内側側面については半分より上ほどまでがデザイン可能になります。




3.傾斜へのデザイン

 傾斜になっている部分にデザインする場合、傾斜にあわせてデザインを曲げる必要があります。
 (アールをつけると言います)
 イラストレーターのデータ(ベクターデータ)であれば弊社で曲げることも可能ですが、別途費用が発生しますのでご注意ください。



4.デザイン例
 平盃にデザインする場合の、OK例とNG例をいくつか掲載します。
 厳密にはサイズや配置箇所の仕方によって変わってきますので、お気軽にご相談ください。
 



5.色は難しい

 例えば「青」と言っても、水色青緑パステルブルーなど様々な色があります。
 文章や口頭で色を伝えるのは大変難しいため、サンプル画像があると比較的正確にイメージを受け取る事ができます。
 具体的には下記のようなものがあります。

 1)参考画像
  「このロゴで使っている色」「ラベルのこの部分の色」、など教えてください。
  ただ厳密に言うとモニターによって色の発色にかなり差がありますので、その点はご留意ください。



 2)DIC(ディック)、またはPANTONE(パントン)の色番号
   DICは日本が、PANTONEはアメリカが展開している色見本帳があります。
   そちらの番号でお伝えいただけると正確です。



 3)カラーピッカーにある「RBG」それぞれの値
   WEBで「カラーピッカー」と検索すると出てきます。
   パソコンに入っているペイントソフトなどで、色を選ぶ時に出てくるグラデーションのアレです。
   好きな色をクリックすると、「R」「B」「G」と書いてある枠の中の数値が変わります。
   そちらをお伝えください。


 【注意】
 1つご了承頂きたいのが、ガラスや印刷物とは違い指定した色と全く同じには仕上がらないという点です。
 焼付する際の温度や、窯に入れた時の場所によってどうしても個体差が出てしまいます。
 これは焼き物である以上どうしても起こってしまうことですので、ご理解頂いた上でご発注願います。


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